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『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』(ジョジョのきみょうなぼうけん パート3 スターダストクルセイダース、''JOJO'S BIZARRE ADVENTURE Part3 Stardust Crusaders'')は、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』のPart3(第3部)。単行本12巻 - 28巻に収録されている。今シリーズから「幽波紋」(スタンド)という設定が加えられ、以後、主な登場人物はスタンド使いとしてストーリーに関わってくるようになる。 『スターダストクルセイダース』は後年に付けられた副題で、週刊少年ジャンプ連載当時の副題は「第三部 空条承太郎 ―未来への遺産―」。なお、画集『JOJO A-GO!GO!』にて発表された当初は「スターダスト トラベラーズ」という副題であったが、廉価版発行の際に現在のものに訂正されている。 == あらすじ == Part2『戦闘潮流』から約50年後、1987年〔画集『JoJo6251 [荒木飛呂彦の世界]』より。〕の日本から物語は始まる。ある日突然「悪霊」にとりつかれ、困惑し留置場に自ら閉じこもった空条承太郎のもとに、祖父・ジョセフ・ジョースターとその友人・モハメド・アヴドゥルが訪れる。ジョセフとアヴドゥルは、承太郎の「悪霊」の正体が精神エネルギーが具現化した「スタンド」というものだと説明する。 これより数年前のこと、かつてジョセフの祖父ジョナサンと戦った吸血鬼・DIOが海底から引き揚げられていた。彼はジョナサンの首から下を乗っ取り、鋼鉄の箱に入って海底に沈んで眠っていた。そしてジョセフや承太郎にスタンド能力が発現したのは、彼が復活したことと関係があるのではないかとジョセフは語る。一方、復活したDIOはスタンド使いの配下を増やし、世界を支配する野望を再び巡らせていた。その配下の中には「肉の芽」を用いて洗脳したスタンド使いもいた。 その数日後、承太郎はDIOの肉の芽によって洗脳されたスタンド使い・花京院典明と対決して勝利し、花京院を洗脳から解放した。それからほどなくして承太郎の母親・空条ホリィが高熱を出して倒れてしまう。ホリィの背中には茨のようなスタンドが走っており、DIOの存在で覚醒したものの闘争本能が弱いため押さえつけることができず、彼女の肉体を蝕んでしまっていた。 ホリィの命は持って約50日。その期間内にDIOを見つけ出し倒すしか彼女を救う手段はない。ジョセフが念写したDIOの写真は暗闇だけで手がかりがないと思われていたが、承太郎は自身が有するスタンドの精密動作でDIOがエジプトに潜んでいることを明らかにする。ホリィを救い出すため、彼女の看病をスピードワゴン財団に任せた上で、承太郎たちは回復した花京院も加えてエジプトを目指す。その一方でDIOはジョースター一族との因縁に決着をつけるため、エジプトから次々に刺客のスタンド使いたちを承太郎たちに差し向ける。 当初承太郎たちは飛行機を乗り継ぎ直接エジプトへ向かう予定であったが、DIOの刺客によって墜落させられたため、以降海路・陸路を中心にエジプトに向かうことになる。その旅の中で洗脳されていたスタンド使い・ジャン=ピエール・ポルナレフを仲間に加え、タロットカードの暗示を受けた刺客を跳ね除けながら香港島、インド、パキスタン、紅海を経由してエジプトに入る。 エジプトではスピードワゴン財団が捕獲したスタンド使いの犬・イギーをさらに仲間に加えるが、送り込まれる刺客もまたエジプト九栄神の名を冠する強力なスタンド使いとなっていく。それらを撃退しながらアスワン、ルクソール、ギザを経由して北上し、ついに一行はカイロにてDIOの潜伏する館を発見。100年の因縁に決着をつける時を迎える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スターダストクルセイダース」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Stardust Crusaders 」があります。 スポンサード リンク
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